大学受験において
英検保有級に応じて
加点や見なし満点を導入する大学が増えています。
ほとんどの中学生や高校生が英検を受験する中で
近年増えてきているのが小学生の英検受験です。
三重県でも
私立の高田中学校が2026年(令和8年)以降、英検の取得級に応じて加点を行うことが発表されました。
県外のいくつかの私立中学校では以前から導入されていた英検取得級による加点ですが
これをきっかけに英検受験をご検討なさる保護者様も多いかと思います。
Ribbitでは読み書きの力がついてきたグループレッスンクラスでは
積極的に英検受験を推奨しています。
目安としては中学生に入るまでに英検4級取得を目指しています。
Ribbitでは開校当初から小学生のうちに4級取得を基に指導してきたので
この点においてはここ数年で変わったということはありません。
その一方で変わったことが2つあります。
1つは英検受験の低年齢化です。
インターナショナルスクール、プリスクール、お家英語など
幼児の頃から英語に触れる機会が多いお子様が増えています。
それに伴い、英検も年中さんや年長さん、小学生低学年で受験なさる方が増加してきました。
Ribbitでは低年齢での英検受験にはプライベートレッスンで対応しております。
また小学生低学年であれば英検対策講座をご受講いただくことも可能です。
年齢や習熟度に応じて指導方法を変えて対応いたしますので
英検受験をご希望なさる場合、まずはカウンセリングで詳しいお話をお聞かせください。
2つ目は小学生で英検2級や準1級を受験なさる方が増えたことです。
英語経験がある場合、4級まではスムーズに進み、
そこからは経験年数や年齢によって3級の壁もしくは2級の壁にぶつかるお子様が多いです。
3級からは試験にライティング(作文)があります。
読み書きの学習にあまり比重を置いて取り組んでこなかったお子様は
この壁にぶつかります。
相手が何を言っているかわかり、それに単語では答えられますが
文を書くとなると単語が書けない、文を作ることができないのです。
この壁を乗り越えられたお子様は準2級にもスムーズに進むことができる可能性が高いです。
準2級は作文で聞かれる内容が、まだ小学生にも考えやすい身近なトピックだからです。
ところがこれを越えることができたお子様も2級の壁にぶつかります。
2級は準2級に比べて語彙の難易度がぐっと上がります。
単語の意味を日本語で教えても、その日本語の意味がわからないことも多々あります。
筆記の語彙問題、作文の難易度が上がるだけではありません。
作文で聞かれる内容もより社会的なトピックが多くなり、
たとえば、子どものsocial mediaの使用をコントロールするべきかと問われても
social mediaが何のことなのかが小学生にはわかりません。
2級はもちろん準1級においては
大人が日本語で聞かれても即答するのが難しい内容が問われます。
これは実際に問われた質問ですが
「公共の安全を改善するためにより多くのことがなされる必要があるか」と聞かれて
小学生が複数の理由を即答できるでしょうか。
小学生が英検の上の級に合格するためには
合格するためのテクニックが必要です。
英検に合格することと
英検に合格する英語力をつけることは異なります。
英検に合格するための英語力は
日々の学習で長期的に身につけていけばよいのです。
英検には、合格か不合格かのどちらかしかありません。
Ribbitが目指すのは「合格」です。
このように小学生で英検を受験することは徐々に一般化してきており
今後もこの流れは進んでいくと思われます。
何級をいつ受けるか
小学生のうちに何級を取るかは
お子様の性格、現在の英語力だけではなく
今後の大学受験も見据えた上で
計画していくことをお薦めいたします。
Ribbitには小学生の英検受験において
確かな実績と経験があります。
「人生の武器になる英語」を習得していただけるよう
お子様お一人ひとりに合わせたプランニングを行います。
英検に関してお悩みやご希望がある場合、
Ribbitにお問合せください。
詳しくお話を伺った上で
お子様に最適なプランを保護者様と一緒に考えます。